初老の障がい者の日記

障がいについては他で発信しているので、それ以外の生活全般を思いのままに

マイナンバー制度の問題

政府がマイナンバーカードの導入を強行した結果、今各地で問題がポロポロ発生している。これは、政府や霞ヶ関の官僚たちが、情報セキュリティについて、あまりにも無知で国民財産の保護について無防備すぎることに起因している。

そもそもクラウドの世界では、情報セキュリティと破る側とのせめぎ合いの最中なのだ。これは未来永劫続くだろう。それを知った上でマイナンバーカードに健康保険証など様々なことを集中させようとしている。それは、そうしても情報は守られて安全だと政府のお墨付きがあるから可能となったと信じていた。ところが、この体たらく。国民の財産を悪人に自由に使わせるようなものだ。今はまだ問題として上がっていないが、遅かれ早かれ、そんなおそろしい日が来てしまうかもしれない。政府は、国民のそういう疑問に、誠実に答えないまま、強制に近いやり方で、マイナンバー制度を導入してしまった。今は、健康保険証やパスポート、納税証明など兼務を中止して、国民に丁寧に説明した上で、マイナンバーの基礎部分だけの運用にとどめるべきだと思う。